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2008-01-01(火) ごあいさつ

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2007年が終わり、新しい年が始まりました。
旧年中は大変お世話になりました。

*2007年を振り返って思う事*

今までも、おだやかに過ぎる年などありはしなかったですが
2007年もまた、お約束のように大きな波がざっぷんとやってきてくれました。
取引先の倒産はそれなりにダメージでしたが、同時に自分達がこれからどの方向に行きたいのかと考えるきっかけにもなりました。
考えながら動く…空いた穴をどう埋めるか
マイナスをどうプラスまでもってくるか
「普段より倍、脳みそをまわしております〜」状態が続きました。

結果、経済という面ではなく十分以上のプラスとなったと思っています。
どれだけ、色んな方に支えてもらっているかも改めて感じました。
そして、動いて求めた時、手は差し出されるという事も。

漫画家としていつまで描いていけるか分からないけれど、だ経済を担うためだけの仕事ではなく、伝えたいものを描いていきたいと強く思いました。

2007年の大きな出来事といえば、かねてより希望していた「マンガ教室」を開けた事があります。
2006年の終り頃から教室のスペースを準備したりと少しずつ進めていて、さあ開始だ!と思った矢先の取引先の倒産は、一瞬開始をどうするかと、夫と共に考えました。
しかし、進み始めたものを止めるにも、気持ちが先を向いているということもあり、新たな責任を抱えるのも、この際もういってしまえ!とスタート。

これまた経営を度外視した教室だったので、実際の漫画家業での経済ダメージのある時期に、無謀かもと思われる方もあったかもしれませんが、教室が与えてくれた実りは、想像以上でした。

「楽しく、表現する」
人にそれを伝える事は、自分のそれと向き合わないといけないわけです。
自分が楽しく描けないでは成り立たない。
仕事での漫画ではなく、子どもの頃にただ楽しかったお絵描きまで戻って描いてみたりと、普段ではできなかった事です。
そして、教室の空気。
年齢関係なく、絵が好きだという共通項だけで皆が語り合える場所は、私達が希望するものでもありました。
自分の好きなものを大事にするように、人の好きも大切にする。
それが当たり前に出来る事は、嬉しい事です。
2008年も、この教室が楽しく想像と表現のできる場であるよう願います。

仕事の面での変化もですが、我が家的には2007年は大きな意味がある年でした。息子が2008年に大学受験を控えて、家を出るということが、とてもリアルに感じられ始めた年です。
受験が終れば、バタバタと落ち着く間もなく移動だということで、息子と話す時間はとても限られていると切に感じたわけです。

我が家は、どんなに仕事が忙しくても、最低夕飯は家族そろって食べる事。
食後は休憩を兼ねて、家族でお茶の時間に移行して、お話しタイムを取る事。
とまあ、以前からこれだけは守ろうとしています。
それが若干お話タイムが長めになりました。
話題はまちまち。
非常にくだらないお笑いネタの時もあれば、時事問題の時もあるし、主にネタ仕入れ担当の夫のネタが尽きる事はありません。

仕事の関係で夕飯タイムが下がる事が多いうちですが、そんな時も、お腹が空いたら息子はおやつをつまむことはあるんですが、先に夕飯を食べておいてもらうってことはまずありません。
それは、夫も私も親が商売をしていた関係もあって、食事時間がとても大切な時間で、それは日によって時間もまちまちは当たり前、お互いにその時間のために調整する事が当たり前だったから、息子にそういう対応でも疑問ナシ。
息子もすっかり慣れていて、クレームが出た事はありません。

生活の場と仕事の場が同じ家の中でなので、いつも一緒にいられるイメージがあると思いますが、実際に仕事部屋に移動してしまうと、息子はほとんど仕事エリアに入って来ないので、食事タイムは家族団欒の貴重な時間なのです。
でも、そんな時間を楽しむのも後少し。
見えても見えなくても、どんなものにもリミットはあるのです。
だからこそ、今なにを…と大事にしなくてはと思うのでした。

*新しい年を迎えて思う事*

2008年は、どんなことが待っているかやはり分かるはずもないのですが、
行きたい方を向いて歩く事。これを忘れてはいけないかとは思います。

新しくチャレンジしたい事は尽きないし
自分にとってもリミットタイムがいつ来ても悔いのないように
毎日を送りたいと思っています。

沢山の方に感謝を込めて
あけましておめでとうございます!

               2008年元旦  福田 素子

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