ふさちゃんが電話してきて言った。
「なあなあ、梅いる?」
私は答える。
「いや、うち梅の木に梅なったから。」
ふさちゃんは言葉を続ける。
「野菜売りのおばちゃんが、梅一袋くれたんよ。
あんた、漬けるならやろうかと思って
すごく実が太いよ」
「ああ、じゃあ、うちの梅を漬けるのと一緒にしようか」
そう言った私。
翌日、兄が梅を持ってきてくれた。
しかし
夜、梅のあく抜きをしようと思ったら
ぷーーんといい匂い。
いい匂いだけど…梅ってこんなに匂ったっけ?
袋を開けて驚いた。
「梅じゃないじゃん!」
そこにはぷりぷりの青い…プラムが。
去年、梅酒を漬けた時のリカーと氷砂糖が残っていたことを思いだす。
ドポドポドポ。
分量はアバウト。多分、果実酒なるものができるはず…だよね?
ふさちゃん、梅干しはできなかったよ。
