夫とマンガを仕事として描き始めて28年
メインのジャンルは女性向けコミック誌でした
出産・育児・仕事・介護・子ども・医療…
それらのテーマを女性立場で描いて来ました
もちろんそれ以外のジャンルのお仕事もありましたが
(パソコン専門誌・経済新聞・看護専門誌・ソフトウェアキャラ等など)
とはいえ1000を越える作品のほとんどが女性向けコミック誌でのものです
そうした作品を発表しながら
近年描きたい気持ちがどんどん大きくなってきたのが
「ロマンス」というジャンルでした
長いことやってきた作品カラーから「向かない」と
言われておりまして
何度かトライさせていただいたのですが、
仕事としては今まで通りのジャンルがメインなのは変わらずでした。
そんな折り2014年に声かけていただいたお仕事が
「電子描き下ろしでロマンス物を」というものでした。
(「魔法使いの願い事」〜現在配信中です)
お伽話の世界のように、
スクリーンの向こうに展開されていたような
ロマンティックなラブロマンスの世界
読んだ人、観た人が幸せな気持ちになれる
そんな作品が描けたら…!
そんな気持ちがむくむくと湧いてきました。
評価を得ていないジャンルへ行こうと思うのは無謀かもしれないと思いながらも
少しでも可能性があるなら…
読みたいと言ってくれる人がいるのではないか…
そんな風に思っていた折に、
長く描いていたシリーズ連載「橘屋繁盛記」が終わりました。
同時にロマンス作品のレビューや読者さんの反応を知らせていただくことがありそれが大きな区切りとなりました。
これからは「ふくだもとこ」名義で
ロマンス作品を中心にお届けしたいと思います。
どうかよろしくおねがいいたします。
これまでの作品について
紙雑誌にて今まで通り再掲載されるものもあります。
現在一部の作品は電子化されて配信されていますが
それ以外の作品も順次電子化を進めています。