8月の下旬、ひょんなことから
地元大分の別府大学で漫画基礎・短期集中講座というのの講師というのをやってまいりました。
(こちら文学部の国際言語・文化学科・マンガ・アニメーションコースがあります)
朝から夕方までびっちり6日間
「アイデア出しからスタートして授業内でネームを仕上げる」を目指して学生さんたちと取り組みました。
(基本16p・長いもので24pを上限として)
講義内容を準備するのは考えていた以上に難しくて
普段、自分たちで考えながらやっていることは説明もし易いんですけど、ではなくて進む部分をどう伝えるかとかという作業はなかなか大変。
特にうちの場合は二人で作っているもんだから、その工程を一旦一つにしてだから尚更でした(^o^;)
でも逆に発見もあって面白かったです、ホントにっ!
例えば自分はマンガを作る時「料理を作る」のと同じような思考回路なんだとか。
・予算を考えて(ページ数とか)
・誰が食べるかとか考えて(読者を想定するだね)
・こんなもの食べたいな(作りたいな)を考えて
・夫と二人で「材料」を集めて
・「調理」味付けを考えたり、なんとなく物足りない味だなと思ったら足りないスパイスを探したり
・出来上がったら器をどうするか選んだり
…ほんとマンガ作る時こんなだ…
そして授業本番
不安はありつつ始めたら想像以上に熱心な生徒さんたちにうれしい誤算。逆にこちらが刺激されました。
休憩時間に生徒さんたちとする話も楽しくて
〜ブログにも書いたりしたけどカラアゲの話とか(^^)
おまけに生徒さんたちに教わることもあったりして
〜スマホで作れる素材アプリで背景作ってみせてもらったり
おもしろかったですよ
体力的にはバテましたが
気持ち的にはエネルギーもらった6日間でした。
ps・もちろん6日目にはみんなそろってネーム提出ですよ!
ちなみに授業風景を別府大学文学部芸術文化学科教授の田代しんたろう先生がブログにアップしてくださいました→こんな